光 -light - 時を超えて。

日本家屋の格子の窓から見えるだろう外の風景と光の結晶が、キラキラと輝いて差し込んできます。


格子は、昔から日本の家屋には大切な存在でした。

冷たい風は通さず住む人を暖かにしてくれます。

そして、光が優しく部屋を照らしてくれる、家の中にいても、自然の営みを感じられる幸せ。

植物からできた島根県石州和紙の植物の優しさが、なんともふわっと空間を高めてくれます。


古い日本の家屋の格子と自然と現代アートのコラボレーションによって、

日常の暮らしのなかに入り込み、

そして、時を超えて、人の思い出と新しい未来とを繋いでいく。


見た人の心の奥に時間を超えた循環を生み出す。

人も超えた全ての人のなかにある懐かしいDNAの記憶を思い出さないだろうか。



日本家屋の時と、物の記憶と、人と人の過去から未来へ。

すべてのなかに存在している「今」を包む時。


日本の精神、包み込む。

自然の風合いの和紙に思いをはせて、

自然の色を描いては重ねていく、、光の層の創造アート。


素材・サイズ

2021年

サイズ:P30, 910x652mm

素材:アキーラ、アクリル絵具、日本家屋格子、島根県石州和紙、ユーカリ葉、メディウム、キャンバス


付属品

なし