【第33回 紙わざ大賞 入選・展示のご案内】

― 紙を素材に、自由な発想と表現、環境を問う ―

入選作品 「ひとびとの排気タワー ― The Exhausted Tower ―」



紙で立ち上がる、現代の構造。循環は、本当に循環しているのか。

2023年制作 1991年に島田市で発足した、日本でも歴史あるペーパーアートの公募展「紙わざ大賞」。 

紙を素材に、自由な発想と表現を問い続けてきた 伝統あるコンテストです。


今回、応募総数386点の中から、約80点の入賞・入選作品のひとつとして、本作を選出していただきました。(審査員:日比野克彦、福田美蘭)


この作品は、私自身の制作の中でも少し異例で、これまで一度も展示してこなかった作品です。個展テーマのひとつである「アップサイクルアート」と「環境との関係性」から生まれました。


個展の開催を前に入選の知らせが届いたことも、どこか象徴的に感じています。

制作の発端は、IKEAで家具を購入した際に出会った梱包材の紙。

「これ、面白い」

そんな純粋な驚きと興味、ただ子供のようにが、制作の始まりでした。


家具の梱包材や、 暮らしの中で余っていく素材を重ね、ひとつのタワーを立ち上げています。

炎のようにも見えるその姿は、 循環に支えられながらも不安定な、現代社会の構造を映し出しています。


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【展示情報】

2026年1月13日(火)〜3月31日(火)

10:00〜16:30(入館は16:00まで)

特種東海製紙 Pam (静岡県駿東郡長泉町)

要予約・入場無料

https://www.tt-paper.co.jp/pam/kamiwaza/ 


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街は、人々が住まうための循環から排気されたものが積み重なり、タワーとなり、、

炎があがっている。いつ気づくのだろうか?? いつしか、崩れ去るこのタワーのことを。

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